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일본 여신신화의 중층구조 : 아마테라스의 픽션 Ⅱ

Title
일본 여신신화의 중층구조 : 아마테라스의 픽션 Ⅱ
Other Titles
日本の女神神話における中層的構造 : アマテラスのフィクションⅡ
Author
박규태
Keywords
日本; 王權神話; 女神; アマテラス; フィクション; 外部.
Issue Date
2006-06
Publisher
한국일본사상사학회
Citation
일본사상, No. 10, Page. 5-37
Abstract
よく言われているように、記紀神話はイデオロギー的な性格がごく強い神話である。それは何よりもまず天皇家の神聖性を强辯するうえで作り出された政治神話であり、天皇家の成立過程について語るような王權神話が中心になっている。記紀の王權神話は大きく三つの範疇に分けることができる。出雲王權神話、日向王權神話、そして應神王朝の成立に関わる王權神話がそれである。ところで、これら三つの王權神話はすべて女神を媒介にしたり、あるいは女神を一つの必要充分條件としている点に注目すべきである。このような女神の特徴を本稿では「外部」という概念で描いている。 そこでアマテラスこそ日本の王權神話における核心的な女神と言えよう。すると、我々はどういう点で「外部」としてのアマテラスについて話すことができようか? こうした問いに対する答えを求めつつ、本稿はまずアマテラスの主な性格につき、太陽神、女神(太陽の女神、處女母神、穀物と養蠶の女神)、皇祖神などの側面よりまとめてから、そのうえでアマテラス神話の中層的構造について考察しているものである。その際、「外部」ないし「中心」などの媒介槪念を中心にアマテラスというフィクションの出發點と到達點について考え、究極的に日本の女神神話において「外部」とは何かという問いについて自分なりの觀點を提示している。 要するに、アマテラスとして代表される日本の女神神話は、女性のアイデンティティーと関わり、女性に対する二重的な見方をよく示す。そこで女性は「內部」にして正統性の根據となる「外部」でもあり、交換の對象にして贈與の主體でもあり、また禁忌の製作者でありながらしばしば違反者として描寫されることもある。だが、現実の女性は權力の神話的な起源に深く関係しているにも関わらず、權威とは無関係ある。彼女は決して實體的な「中心」ではなく、ただ「中心というフィクション」あるいは「空っぽな中心の記標」として浮游するだけである。
URI
https://www.earticle.net/Article/A306379https://repository.hanyang.ac.kr/handle/20.500.11754/108108
ISSN
1229-9235
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COLLEGE OF LANGUAGES & CULTURES[E](국제문화대학) > JAPANESE STUDIES(일본학과) > Articles
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